きろく

拙い文章でなにかの感想や意見をひたすらに綴るだけのぶろぐ。

舞台『密やかな結晶』を観た

舞台『密やかな結晶』を観た。

石原さとみちゃんが主演の舞台。

 

ようやく、ようやく生でさとみちゃんを見ることができた…!

 

それだけでももう万々歳だったけど、内容もとっても良かった。

私は原作を読んでなかったから、直前に買ったパンフレットであらすじを読んでから鑑賞に臨んだのだけれど、、、

原作買おうって思った。

あ、まだ買ってない。買う買う。

 

はい、買った。

今日届くって。すごいねアマゾンプライム

 

とある島が舞台で。

その島では徐々になにかが消滅していくの。

住んでいる人の中からもそれらについての記憶が消滅していって、それがなにであったかまったく思い出せなくなってしまう。

うーん、思い出せなくなるとは違うか。

その存在が、まったくの未知なものになってしまう感じ。

さとみちゃんが演じる役が、私たちの世界に当たり前に存在するものに対して子どもみたいに新鮮な反応をするの。

ちょー可愛かったな、、、

 

うまいこと世界観が台詞で説明されていって、観客が置いてけぼりになることもなかったと思う。

ところどころ笑える要素もあり、切ない恋愛要素もあり、兄弟愛もあり、、、

とにかく楽しめた。

そして泣いた。すんごい泣いた。

たぶん昨年の秋彼氏と別れ話したときに次ぐくらい泣いた。(1週間くらいでより戻した)

 

泣いたのは1/31に映画館で『祈りの幕が下りるとき』を観て以来だけど、それよりも泣いた。

別に『祈りの幕が下りるとき』がそれほど泣けなかったとかじゃなくて普通に面白かったし良かったんだけど、やっぱり舞台で生で演技を見て伝わってくる感情ってすごいんだねっていう。

 

周りもみんな泣いてるの聞こえた。

最後、演出で流れる音楽がけっこう大きかったから、これ幸いとめっちゃ鼻すすったわ

 

まあなんていうか、正直さむいギャグもあったんですけど。

「おじいさん」の歌が声めちゃ良いのにわりと音外れてんなとかもあったんですけど。

 

全体的に超絶最高だったので少しでも興味があったらぜひ観てほしい舞台だった。

石原さとみちゃんが好きだったら絶対行ってほしい、、、

こんな機会滅多にないと思うので、、、

 

 

そして私、2/14、18:30~の回だったので、公演終了後にアフタートークがあった。

いやまあそれを狙ってチケット取ったんですけどね。

 

ここからは私の記憶に基づくメモなのであしからず。

 

MCが藤原季節さん。

真ん中にさとみちゃんが座って、客席から見てその右隣から、山田ジェームス武さん、福山康平さん、キキ花香さん、益山寛司さん。

左隣から、風間由次郎さん、山村涼子さん、江戸川萬時さん、って感じで座って。

 

福山康平さんが、さとみちゃんの直属の後輩っていう話になって。

その場でさとみちゃんが、「絶対スターになる!」ってお墨付きした男の子。

ホリプロが推してるらしい。

調べてみたら、

ピアノ発表会で業界関係者によりスカウト(wikipediaより引用)

って………え?????

 

なに?そんなことってある???

神様に愛されすぎかよ、、、、、

 

この子、途中で乾教授って人の息子としても出てくるんだけど、いい感じに可愛かったですよ。

乾教授とその息子たちが出てくるシーンは1つの見所です。

 

そんで次は、山村涼子さんとさとみちゃんが仲良いって話になって。

さとみちゃんはおにぎり食べるときでさえもめちゃくちゃ集中してる、みたいな。

集中力がものすごいんだって。

 

キキ花香さんと益山寛司さんは同じ劇団らしくて、益山さんがなんか、さとみちゃんが肌が綺麗すぎるって言って。

キャスト全員いる飲み会で隣に座った瞬間に、何してるんですか?って聞いたらしいの。

「なんもしてないよ~」って女優さんお決まりの返しも返ってきたらしいんだけど、そんなはずはないと問い詰めて得た情報が、「加湿器(スチーム型)を浴びてる」みたいな。

その他にも美に関するさとみちゃんの実践していることをいろいろ聞いたらしく、帰り道キキさんと一緒に帰ってるときに、石原さんなにしてると思います?加湿器使ってるんですよ!(どや顔)、っていう自慢(?)をしたらしい(笑)

ちょうど自分がスチームの加湿器を買おうか迷ってるときだったから、即ポチッとしたって。

私も買おうかな、、、置き場ないけど、、、

 

で、風間さんが、さとみちゃんの陰の努力を私たちに教えてくれたんですよ…。

神様かと思った。最高。知りたいこと言ってくれる。素敵。

彼はね、体のとある部位を消滅してしまう展開のときに、その状態でダンスを踊らなきゃいけなくて、ある日の稽古で、まーちょっとさぼってもいいかな、みたいな気持ちになってたらしいんですよ。

そしたら、今日遅い入りだと聞いてたさとみちゃんが、稽古場にある小さな部屋の1つで、聞いたことない声で、「1、2、3、4、5、6、7、8、9!」ってボイトレしてたんだって。

さとみちゃんはその後普通にまるで今来たかのようにみんながいる大きな稽古場に入ってきたらしいんだけど、こっそり聞いてた風間さんは、座長すげぇなってなって、ついてくしかない!みたいな、石原さん忙しいのにそんな努力してて、さぼろうとしてた俺って!?みたいになって、頑張ったらしい。

それを受けてさとみちゃんは、陰の努力を見られるの恥ずかしいと言いながら、「昨年ある作品で主演の人が絶対すごい練習してるのにしてないみたいな顔で、あ、嵐の方なんですけど、」って、それ見て私も、ってなったんだって。

 

さとみちゃんほんとすごいな、努力し続けられる人って本当にすごい。

そして不意打ちで被弾した嵐ファンの方、特定頑張ってください。

私の超適当な予想では『忍びの国』の大野くんとかかな、、、

 

あと山田さんがなんだっけ、、、

あっ服が好きで。

さとみちゃんがいっつも私服がかっこよくて、っていう話だった。

そこにキキさんと益山さんが乗ってきて、さとみちゃんが「遅れてすみません!」って入ってきたときに、めっちゃ風纏ってた、って。

入ってきた瞬間に、ぶわぁっ、みたいな。

フレアフレグランスのCMかなって思った。

 

まあそういう服へのこだわりから、キャストスタッフみんなでお揃いの服作りたいねってなったときに、山田さんが服作ってるらしくて自分のとこでやらせてくださいって言ったら、さとみちゃんが考えたデザインが想像していたものと違ってすげぇってなったんだと。

大抵こういうのって、背中にキャストの名前並べて、表にどーんと作品名載せるとかだけど、さとみちゃんは、「普段使いしたいから」と。

背中の下のほうに作品名だけ書いて、4色くらい展開して、側面にチャックをつけて、そこにポケットもつけるという。

ちょうどスタッフさんのどなたかが着てて、一瞬だけ舞台上出てきて見せてくださった。

 

そんで、さとみちゃんに質問タイムになって。(この時点でけっこう時間なかった)

 

とりあえずそれまでしゃべってなかった江戸川さんが、「消滅してほしくないものを1つだけ選ぶとしたら」みたいな質問をして。

さとみちゃん、「えー、どうしよう!時間ないよね、えー、うーん」みたいに言いながら両足をばたばたさせる。(けっこうそういうときよくやるよね、可愛い)

最終的に出した結論が、「幼なじみ」

親がいなくなるのは生きてきた時間が違うしまだ頑張って受け入れるけど、幼なじみは小さい頃から一緒にいて自分のことをよく知ってるし、同じ年だし一緒に生きてきたし、消滅してほしくない。

って感じで言ってた。

そしたら江戸川さんが、「すげぇ俺自分だったらなんだろうウインナーかなとか思ってたのに」というので会場爆笑。

ウインナーて。

 

私だったらなんだろう。

1つに絞るのは難しいね。

それほど自分にとって大切なものがたくさんあるってことだけどね。

 

そして時間がなくて怒られるかもしれないけど最後にこれだけ聞きたい、と、MC藤原さんから。

「今日はバレンタインですが、きゅんきゅんするエピソードはありますか?」

と。

素晴らしいかよ。最高です。

悩むさとみちゃんに対して山田さんが、小学校とかあげたりしましたか?と助け船。

あげたあげた!とさとみちゃん。

中学のときは4年間先輩のことが好きで、3年間手作りチョコ渡してて。

4年目になって、先輩の友達から、「あいつチョコ嫌いだよ」と言われ。

4年目はマドレーヌをあげました、という可愛い思い出、、、

オチもついて素晴らしいと、アフタートークは終わりを迎えました。

あっというまだった…。

 

いやほんと、最高だった。

 

唯一の後悔はオペラグラスを持っていかなかったことなので、今後鑑賞される方は持っていくことをおすすめします。

さとみちゃんの綺麗な肌を目の当たりにしてください。

劇場でも売られてたんだけど、高い高い…。

持ってるなら買わないほうがいいです。

ちなみに持ってない方向けへ。

1階エスカレーター付近にて、オペラグラス4500円と3500円。

入場後物販にて、2500円で売られていました。

スペックは見てません!

 

 

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『密やかな結晶』 原作:小川洋子

http://hpot.jp/stage/hisoyaka

 

当日券や立ち見席もあるみたいなので、興味を持たれた方はぜひ。

さとみちゃんが可愛すぎるのでそれだけでも観に行く価値あります…。

鈴木浩介さんもやはりなかなかですよ。

 

そして原作の小川洋子さん、あの『博士の愛した数式』の人なんですね…。

本が届くの楽しみ。

 

これが初投稿だけどステマとかではないので!!!

たまたま見てくださった方、ただの個人の感想ブログなので深く考えないでください。